2004.10.13
山本有三の名作小説「無事の人」を高橋耕次郎が脚色・台本化した一人芝居。 理不尽な理由から盲目となり按摩渡世に勤しむ、元大工の語る身の上話。 「一生懸命働いてたら、無事ってえことにいかねえもんですかね…。」 彼の口からもれるこの言葉が胸に深く染み入る舞台。
「語り芸の楽しさを堪能。圧倒的な分量のモノローグは見応え充分」 (’91 演劇専門誌「テアトロ」劇評)